「私(岸田)から森先生に電話があった事は仰らないで下さい」
「私(岸田)から電話があった事をおっしゃらないでください」森喜朗元首相が「事情聴取」の全容を明かした。
4月18日、森喜朗元首相がインタビューに応じ、その中で森氏は自民党の政治資金パーティを巡る裏金問題について、4月上旬に岸田文雄首相から電話で聴取をされた事を明かし「総理は早く結論を出して訪米に備えたかったのでしょう。だから私に確認する為、やむを得ず電話を掛け、それで済んだという形を作ろうとしたのだと思います」
「(岸田から)『キックバックを知っていたか』、あるいは『裏金システムそのものを作ったのではないか』という質問はなかったのですか?」と確認すると、森元首相は「はい」と認た。
『私(岸田)から森先生に電話が有った事はおっしゃらないで下さい』と言われ、私は『承知しました』とだけ答えました。
岸田首相はこれまで、「森氏の(裏金問題への)具体的な関与は確認できなかった」と説明。国会でたびたび追及を受けた際には、「記録はございません」などと語り、会話の内容については一切明かしてこなかった。しかし森元首相の今回のインタビューから、事情聴取の実態がお粗末なものだったことがよくわかる。
4月18日、森喜朗元首相がインタビューに応じ、その中で森氏は自民党の政治資金パーティを巡る裏金問題について、4月上旬に岸田文雄首相から電話で聴取をされた事を明かし「総理は早く結論を出して訪米に備えたかったのでしょう。だから私に確認する為、やむを得ず電話を掛け、それで済んだという形を作ろうとしたのだと思います」
「(岸田から)『キックバックを知っていたか』、あるいは『裏金システムそのものを作ったのではないか』という質問はなかったのですか?」と確認すると、森元首相は「はい」と認た。
『私(岸田)から森先生に電話が有った事はおっしゃらないで下さい』と言われ、私は『承知しました』とだけ答えました。
岸田首相はこれまで、「森氏の(裏金問題への)具体的な関与は確認できなかった」と説明。国会でたびたび追及を受けた際には、「記録はございません」などと語り、会話の内容については一切明かしてこなかった。しかし森元首相の今回のインタビューから、事情聴取の実態がお粗末なものだったことがよくわかる。