【巨人】52 宇佐見真吾(*´-`)
☆1993・6・4生
☆181㌢87㌔
☆右投左打
☆千葉県出身
☆市立柏高─城西国際大─巨人(15年4位)(*´-`)
☆181㌢87㌔
☆右投左打
☆千葉県出身
☆市立柏高─城西国際大─巨人(15年4位)(*´-`)
８回２死一塁で代打出場。初球打ちで右前打を放ち、代打での打率は４割２分９厘に上昇。「初球から、思い切り打つ意識でした。しっかり振って仕留められました」。
打席に立てば、何かが起きる。怒涛（どとう）の追い上げを見せる後半戦、彗星のごとく現れた宇佐見真吾が何度もチームを救っている。
城西国際大から2016年ドラフト４位で入団。長年の正捕手だった阿部と千葉出身、大卒、左打ち、体格と打撃フォームなど共通点が多く、〝阿部２世〟の呼び声も高い。２年目の今季はキャンプから注目されたが、４月に右手骨折に伴う骨片摘出術。この苦難を乗り越え、８月８日にプロ初昇格すると快進撃が始まった。
同日の阪神戦（東京ドーム）で初打席初安打をマークし、同18日のDeNA戦（東京ドーム）の延長10回にプロ初本塁打をサヨナラ２ランで飾った。同25日に初先発マスクをかぶった阪神戦（東京ドーム）も同点２ランを放ち、９月５日の中日戦（松本）では途中出場で９回二死から起死回生の同点２ラン。無類の勝負強さと冒頭の〝打席に立てば、何かが起きる〟期待感で一軍定着をつかみ取った。「ファームではずっと、何とか一軍に上がってやるという気持ちでやってきた。ずっとやってきていることが試合での結果につながっていると思います」
城西国際大から2016年ドラフト４位で入団。長年の正捕手だった阿部と千葉出身、大卒、左打ち、体格と打撃フォームなど共通点が多く、〝阿部２世〟の呼び声も高い。２年目の今季はキャンプから注目されたが、４月に右手骨折に伴う骨片摘出術。この苦難を乗り越え、８月８日にプロ初昇格すると快進撃が始まった。
同日の阪神戦（東京ドーム）で初打席初安打をマークし、同18日のDeNA戦（東京ドーム）の延長10回にプロ初本塁打をサヨナラ２ランで飾った。同25日に初先発マスクをかぶった阪神戦（東京ドーム）も同点２ランを放ち、９月５日の中日戦（松本）では途中出場で９回二死から起死回生の同点２ラン。無類の勝負強さと冒頭の〝打席に立てば、何かが起きる〟期待感で一軍定着をつかみ取った。「ファームではずっと、何とか一軍に上がってやるという気持ちでやってきた。ずっとやってきていることが試合での結果につながっていると思います」
コーチから指導されたことや試合中に気づいたことをこまめにノートに記し、寮では野球関係の書籍を読む勤勉家。「野球選手としてレギュラーを目指さないと意味がない」と話すように、チームの正捕手で28歳の小林からその座を奪い取るのが当面の目標だ。待望だった〝打てる捕手〟が、巨人の未来を明るく照らす。
正捕手がいいな
８月度の「月間アットホームヒーロー賞」を受賞した巨人・宇佐見真吾捕手（２４）の授賞式が２６日、ヤクルト戦（東京Ｄ）の試合前に行われた。同賞は巨人の主催試合でヒーローインタビューを受けた選手の中から、最も活躍した選手がファン投票で選出される。
今回の受賞対象試合は、８月１８日のＤｅＮＡ戦（東京Ｄ）。７回から途中出場すると、延長１０回２死二塁で右翼にプロ１号のサヨナラ２ランを放った。初のお立ち台で「最高です！」と叫んだ若きヒーローにファンの投票が集まり、初受賞となった。
授賞式で、宇佐見は「あのホームランでチームが勝ったこともそうですし、みなさんの印象に残ったことが、すごくうれしいです」とファンの投票に感謝。今後に向け「これからも、もっと勝ちに貢献できるように頑張ってきたい」と活躍を誓った。
今回の受賞対象試合は、８月１８日のＤｅＮＡ戦（東京Ｄ）。７回から途中出場すると、延長１０回２死二塁で右翼にプロ１号のサヨナラ２ランを放った。初のお立ち台で「最高です！」と叫んだ若きヒーローにファンの投票が集まり、初受賞となった。
授賞式で、宇佐見は「あのホームランでチームが勝ったこともそうですし、みなさんの印象に残ったことが、すごくうれしいです」とファンの投票に感謝。今後に向け「これからも、もっと勝ちに貢献できるように頑張ってきたい」と活躍を誓った。
「巨人は若手がなかなか伸びてこないな」とＯＢ連中から手厳しい声を頂戴することが多い。戦力分析をすると、確かに巨人はそろそろ世代交代をしなければならないチームではある。しかし、ここ数年、ドラフト１位の選手がパッとしないなど、若手が伸びてきていないのも現実だ。口うるさいＯＢが嘆くのも当然なのだが、それでも今年は投手ではドラフト２位の畠世周が快投を続け、野手では宇佐見真吾が出場機会は少ないものの、ファンの記憶に残る活躍を見せている。
先日、ファンの方から「畠のことはスポーツ報知で読んだから、今度は週ベで宇佐見のことにも触れてくださいよ」とお願いをされたので、今回は宇佐見のことについて書くことにする。ただ、ファンの皆さんのご期待に沿えるような結論にはならないかもしれないので、そのつもりで読んでいただきたい。
先日、ファンの方から「畠のことはスポーツ報知で読んだから、今度は週ベで宇佐見のことにも触れてくださいよ」とお願いをされたので、今回は宇佐見のことについて書くことにする。ただ、ファンの皆さんのご期待に沿えるような結論にはならないかもしれないので、そのつもりで読んでいただきたい。
宇佐見はこの原稿を書いている時点で３本のホームランを打っている。その３本ともが、劇的な一発。８月18日のＤｅＮＡ戦（東京ドーム）の延長10回に打ったプロ入り初ホーマーがサヨナラ２ラン、１週間後の８月25日の阪神戦（同）では初スタメンで５回裏に同点２ラン、９月５日の中日戦（松本）の９回に田島慎二から打った同点２ランは、内角低めに落ちる球をゴルフスイングのような打ち方で右翼席に放り込んだもので、「もう一度打て」と言われてもできない芸術的なスイングをした。「この選手は確実に何かを持っている」と感じさせるものがある、「小林よりバッティングはいい」「今すぐにスタメンで使うべきだ」。そんな声も上がっている。最初の２つには同意してもいい。しかし、「今すぐにスタメンで起用すべき」の声にはもろ手を挙げて賛成することはできない。
捕手とは元来、短いスパンでレギュラーが決まるポジションではないからだ。確かに宇佐見はよく打っている。打撃技術は小林より上かもしれない。しかし、打席に数多く立っていくことで、相手バッテリーに弱点を見付けられてきっちりと投げられたら、今のように打てるかどうか。彼の打者としての本当の実力を見極めるのはまだ早いのではないか。小林はバッティングには苦しんでいるが、リードと肩に関しては、宇佐見に比べて一日の長がある。何よりもレギュラー捕手として投手陣からの信頼が厚い。菅野智之、マイコラス、田口麗斗の実力派３投手のボールを捕ることで「捕手とは何ぞや」というものが分かりかけているところだ。
そして、クライマックスシリーズ出場の可能性を残している大事な時期に、リード面がまだ未知数の若い捕手を使う勇気が首脳陣にあるかどうかも疑問だ。いい選手、魅力を持った打者だというのは分かっているのだから、結論を出すのは今でなくてもいい。来シーズンに小林とレギュラー争いをさせればいいのではないか。
そして、クライマックスシリーズ出場の可能性を残している大事な時期に、リード面がまだ未知数の若い捕手を使う勇気が首脳陣にあるかどうかも疑問だ。いい選手、魅力を持った打者だというのは分かっているのだから、結論を出すのは今でなくてもいい。来シーズンに小林とレギュラー争いをさせればいいのではないか。
最後に付け加えておく。小林や宇佐見の実力を計るときに、よく聞かれるのは「阿部慎之助と小林ではリードはどちらが上？」とか「阿部と森祇晶さんはどっちがいいリードをした？」。私に言わせれば、みんな愚問だ。同じ舞台でやっていない両者を比較すること自体がナンセンスだからだ。それは「堀内投手と菅野投手はどちらが上？」と聞くのと同じなのだ。
９回２死二塁で１点差に詰め寄る適時打。「四球でもいいからつなごうという気持ちで打席に入った。８月後半に１軍に呼んでもらって良い経験ができた。来季につなげたい」
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