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🌐中露を軸とした「BRICS+」の狙い
😄👍G7を超えて「米一極支配からの脱出」を図る
筑波大学名誉教授 遠藤誉
10月、ロシアのカザンでBRICS(5か国)拡大後初めてのBRICS+(9か国)首脳会議2024が開催された。新たに加わった4か国を含め、共通するのは
「⚛️パレスチナを国家として承認していること」と「⚛️対ロ制裁をしていないこと」、および「⚛️米国からの制裁を受けている国が多いこと」だ。その意味でG7を超える、「★米一極支配からの脱却」を目指す「⚡非米側陣営」の集まりであることが鮮明になっている。
BRICS+加盟国の世界人口比は45%。
参加した加盟希望国(28か国)の構成を考えると、
★世界人口の大半以上を含む、中露を中心としたグローバル・サウス諸国が、「非米側型」すなわち「非G7型」の国際秩序という大きな流れを作りつつあると言える。
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🔳「BRICS+」各国の人口構成とGDP&購買力平価GDP
パレスチナとの国交樹立の有無(パレスチナを独立国家として承認しているか否か)をまとめると、以下のようになる(※G7側はパレスチナと国交樹立してないが、BRICSなど世界の大半はパレスチナと国交樹立している)
(中略)GDPに関してはG7の方が大きいものの、
★購買力平価GDPに関してはBRICS+の方が大きい。それだけ経済活動が活発だということになる。
★人口は圧倒的にBRICS+の方が多く、
G7の世界人口比は約10%に過ぎない。人口が少なければ購買力も弱くなり、グローバル・サウスを中心として30か国近くが加盟を待機しているBRICS+と比較すると、『★圧倒的にBRICS+の方が将来性が高い』ということになろう。
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🔳グローバル・サウスとの交易隆盛を強調する習近平
(中略)習近平の狙いはグローバル・サウスを抱き込んだ経済交易の隆盛を図り、BRICS+を中心として、プーチンとともに★非米側陣営の経済を中心とした◎国際秩序を構築していくことである。(中略)
🔳ガザ問題について
会議ではガザ問題が論議され、パレスチナを主権国家として認めて国連に加盟させるべきだという、イスラエルとの「二国家論」がクローズアップされた。
▼西側諸国ではイスラエルがガザを無差別攻撃しているのは、「🌑ハマスの急襲」があったからだという位置づけで、「悪いのはハマス」と断言するのが正義のようになっている。
しかし実際は、
▼中東和解に動いた習近平の力が中東で増すことを嫌ったアメリカのバイデン大統領が、中東の盟主であるような「🌑サウジアラビアとイスラエルとの国交を樹立させようとした」ことが直接のきっかけとなっている。
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サウジとイスラエルが国交を結ぶようなことになれば、そうでなくとも国際社会から置き去りにされているパレスチナ問題が、さらに忘れられてしまう。それをさせないために、『何十年にもわたりイスラエルに蹂躙されてきたパレスチナの悲劇』を国際社会に対して喚起すべく奇襲を行ったのが直接の原因だ。奇襲や人質などが良いはずはないが、
これまで長きにわたり🗽アメリカは、あまりに一方的に🔹イスラエルだけを◎支援し、🔹パレスチナという国家を◎虐めすぎてきた。
非米側陣営はそのことを身に染みて認識しているので、
BRICS+では「★イスラエルとアメリカ非難」で団結し、パレスチナを主権国家として認めて国連に加盟させるべきだという「◎二国家論」で認識を共有したのである。
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🔳ウクライナ問題について
ウクライナ戦争に関しても
BRICSグローバルサウス諸国は、
《⚛️バイデンが🏢NED(全米民主主義基金)を用いて前年末から2014年にかけて🌀マイダン革命をウクライナで起こさせ、ウクライナの親露政権を◎転覆させた事実》を★知っている。
個人的私欲(息子ハンターのウクライナにおけるエネルギー資源利権)のために、何としてもロシアを倒そうとした《⚛️バイデンがプーチンをウクライナ侵攻へと追い詰めたということを★認識している》のである。プーチンがウクライナを軍事侵攻したことには誰も賛同していないが、しかし、なぜアメリカがここまでの◎他国干渉をすることは許されていいのか?
アメリカによる一方的制裁を受けている国々が多いので、なぜ国連ではなく、アメリカには他国干渉し世界に指示を出す権利があるのかと、非米側陣営はアメリカが国連に代わって『★アメリカの都合のいいように振舞っていることに憤っている』のだ。
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グローバル・サウス諸国の多くは、かつてG7に相当する「西側先進諸国」の★植民地支配に苦しんできたという歴史がある。その意味でもG7に追随する精神を基本的には持っていない。
一応「BRICS+はG7を対立軸としてはいない」と言ってはいるが、しかし中国は『★G7を「排他的なお金持ちサークル」と呼び』、G7も入っているG20ではなく、G7と関係しない BRICS+で勝負しようとしている。
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中露は実は「経済」を軸として「★米一極支配から多極化へ」の転換を狙っている。グローバル・サウスとの連携強化は、あくまでも経済が中心だ。
ただここに来て、またもや🗽アメリカが割込み、ブラジルを説得して一帯一路から脱退するように仕向けている。『★ブラジルの大統領選挙にもNEDが関与していた』ことを◎CIAが認めているが、米一極支配に対する非米側陣営の闘いは、NEDとの闘いであると言っても過言ではない。
少なくとも中国の場合は、アメリカからの制裁により逆に自力更生で新産業分野を開拓せざるを得ないところに追い込まれ、習近平政権になってからは、『★ほとんどの新産業分野で圧倒的に世界最先端を行くようになった』。それがグローバル・サウスを惹きつけていることは見逃さない方がいいだろう。
筑波大学名誉教授 遠藤誉
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( `·ω·)その通りだね
BRICSグローバルサウス諸国…
つまり世界の多数派が「マイダン革命の真実」や「ウクライナ侵攻に至った理由」を知っている。恐らく「ブチャ虐殺」「ヘルソン州ダム爆破」「ザポリージャ原発攻撃」などもウクライナ側(欧米)の犯行と認識してる。だからこそロシアは愛されてる(西側が言うように残酷で狂った国ならこんなに愛されるわけ無い)
我々日本人や西側諸国の情報弱者だけが知らないのだ。ウクライナ応援団や嫌ロシア派は、この広い世界では極めて少数派と言えるだろう。そして経済的な繋がりは避けられないものの、心情的に「反欧米」的な国家が圧倒的多数派を占めているのも事実だ。
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大丈夫か?もしかして日本人風味?
↓
(´・ω・`)そうなんだよね
客観的に見れば悪党は中露よりアメリカだ。戦後も理不尽な大義名分を掲げ、直接的もしくは間接的に大量の命を奪い続けている。そして日本もそれに協力してきた。根拠不明な「アメリカ型民主主義こそ絶対正義」という価値観を他国に押し付け、内政干渉し、国家を内紛へと導く。破壊した後は知らん顔。イラクもアフガンもウクライナもそうだ。無責任な軍国主義。アメリカのことだよ。
匿名さん2023/09/19 12:43
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【イラン崩壊を真剣に狙うイスラエル】苦境のイランに勘違いのイスラエル、米国が招いた悲劇
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