000
【野球】2022年第104回全国高校野球選手権大会(甲子園)-3
+本文表示
コピペ爺ちゃんのおかげでPart5までスレが伸びるかも!
949
1―2で迎えた七回裏、内野安打と四球で2死満塁とピンチが広がっ
951
下関国際ファイトファイトファイトファイト!
952
打席には近江のエースで4番・山田陽翔君。近江のアルプススタンドから聞こえる吹奏楽に、多くの観客が手拍子で応じる。プロ注目のスター選手を応援しているかのようだった。
953
マウンドの宮原明弥君(3年)は帽子のつばに手を当てた。裏には「常笑」の文字。どんなに追い込まれても笑える自分でいよう。1番好きな言葉だ。
954
2ボールの後に投じた3球目。渾身(こんしん)の直球を左翼に運ばれた。満塁本塁打。近江の走者が次々と本塁を踏むのを見届け、マウンドを譲った。相手は一枚うわてだった。
955
玄界灘に浮かぶ対馬の出身。小学校の頃からソフトボールに親しんだ。中学では県選抜に選ばれ全国大会を経験。2019年夏の甲子園に出場した3歳上の兄を追い、海星へと進んだ。
956
思い出になりましたね
957
順風満帆だったわけではない。昨夏の長崎大会。準決勝で先発の向井恵理登君(同)を救援して決勝打を浴びた。秋の県大会を制し長崎1位で臨んだ九州大会も準々決勝で敗退。センバツ出場を逃した。
958
実力では太鼓判を押されながら、肝心な時に勝てない。「おれたちは甲子園に見放されているのか」。そんなとき、帽子のつばを何度も見返した。
959
たどり着いた憧れの舞台。日本文理戦で完封勝利を飾った。ピンチを背負うとギアが入った。向井君を救援した天理戦も負ける気はまったくしなかった。
※このスレッドのコメントはこれ以上投稿できません。