010 安倍氏と石破氏 最大の違いは安全保障ではなく経済政策 安倍政権の発足にあたり挙党態勢を取るために石破幹事長とした。12年の総裁選を見ても分かるように、 安倍首相と石破幹事長の間で意見が異なっていた点は、安全保障ではなく、経済政策だ。石破氏の経済政策は、 どちらかといえば、野田政権と似て、金融緊縮と財政緊縮寄りだった。もし、石破政権が誕生していたら、 13年のような劇的な経済回復はなかっただろう。 匿名さん2015/02/22 23:45
011 安全保障に関して、石破幹事長は「国家安全保障基本法」が必要という立場であるのに対し、 安倍首相は現行法改正で十分という立場の違いはある。しかし、これは当面の戦術論だ。 しかも、集団的自衛権の限定行使について石破氏は、公明党との協議メンバーだった。 公明党は苦しい政治的な立場を乗り越えて自民党との協議で合意したのに、自民党側の責任者である石破氏が、 実は自分も意見が違っていたというのだから、裏切られたと感じてもおかしくない。 匿名さん2015/02/22 23:46
012 今の段階になって、こうした意見を言い、立場の違いを強調するのは、政治的な便法である。 ありていにいえば、来年秋の自民党総裁選まで、政治的に上下関係にならないと宣言したようなものだ。 これが安倍政権にどう影響するだろうか。期待するのは、安倍政権の原点回帰だ。 自民党の中で安倍首相は数少ない増税消極派だ。消費税増税は3党合意もあり、法律も既に成立しているので、 政治的に撤回するのはほぼ不可能だ。しかし、自民党内で政策論議するのは歓迎である。 匿名さん2015/02/22 23:47