370 >>319>>347 国民民主党代表選 対抗軸の明確化を図れ 2023/8/21 04:00 代表選で問われるのは、「対決より解決」を掲げ、政府、与党寄りとされてきた玉木氏の路線の是非であろう。 国民に所属する国会議員数は「多弱」と揶揄される野党の中でも3番手にとどまる。それ故に政府、与党に接近し、党の重要政策を実現しようという戦略は分からぬわけでもない。 岸田首相も自民、公明両党との政策協議の場を設定するなどして、国民の要望にある程度応えてきた。 2022年参院選での国民の比例代表得票数は約316万票で、前年の衆院選より増えた。玉木氏の路線が一定の評価を得ていると言えるが、岸田政権と政策の差異が判然とせず、国会質疑での物足りなさは否めない。国民と協調する首相側に、野党第1党の立憲民主党と国民を分断する狙いがあるのは間違いない。旧民主の流れをくむ両党が選挙で共闘しなければ、政権を揺るがす事態は回避できるからだ。 匿名さん2023/08/25 08:352
374 >>370 玉木氏は野党間の選挙協力について、「政策で一致しない限り、野合と言われる」と指摘する。正論ではあるが、岸田政権批判より立民を突き放す言動が目立ち、連立政権入りの臆測は消えない。 代表選出馬に当たって玉木氏は「穏健な多党制による政権交代が現実的だ」と言及した。 ではどのような政権枠組み、対抗軸を考えているのか。有権者の投票行動に関わるだけに、代表選を通じて見解を示してほしい。 一方、前原氏は玉木氏の路線を疑問視し、「自民党と対峙する」と明言。その上で自民と共産党を除く「非自民・非共産」の枠組みで野党結集を図り、政権交代に道筋をつけると主張している。結集の対象としては、憲法改正や安全保障政策の方向性が一致する日本維新の会と立民の一部勢力を挙げる。 とはいえ、自民以上に改憲に前のめりで、安保論も先鋭的とされる維新と組んで、従来の野党支持層を含む有権者の幅広い支持を集められるのか。維新の馬場伸幸代表は自党を「第2自民党」と表現し、他野党については「立憲民主党がいても日本は良くならない」「共産党は日本からなくなったらいい」と断じた。 匿名さん2023/08/26 00:01
375 >>370 保守政党でなければ政権交代は望めないとの考えがあるようだが、多様性に背を向ける独善性が感じられ、「言論の府」たる国会の形骸化を助長する恐れさえある。前原氏も馬場氏と同様の認識を持つのか聞きたい。 発表した政見の中で前原氏は「自己責任型の社会と異なる新たな社会像を示す」と訴える。岸田政権との対抗軸にするには例示した施策の財源確保策も求められよう。 小なりといえども国民の代表選は、岸田政権と野党の関係とともに、野党への有権者の評価に影響を与える。その自覚の下で、非難の応酬にならない建設的な議論を期待する。 匿名さん2023/08/26 07:041